テレワークの導入が進み、自宅での作業を行っている方も多いでしょう。
通勤時間が無くなった分負担が減ったと思いきや、職場での作業と違い、朝うまくスタートが切れなかったり作業に集中できないという声をよく聞きます。
また、職場で作業していた時より残業が増えてしまったという話も。
そこで今回は
・すんなりと作業を開始する為の方法
・作業中、ダラダラを防ぎ作業効率を上げる方法
・「つい残業」を防ぐ習慣
等について記述します。
作業開始時、うまくスイッチが入らない
通勤していた時も、職場に着いてすぐに作業が始められないことがありましたが、周りの雰囲気を感じたり誰かとしゃべったりしているうちに、自然とスイッチが入り作業開始できました。
しかし、在宅作業では職場の雰囲気はないですし、同僚等との雑談も気軽にはできません。
ではどうするか?
それは、「作業開始前の新たな習慣」を持つことです。
「通勤時間」となっていた時間を使い、必ず作業前に行うことが大事です。
「すんなりスイッチが入る」という時でも、必ず行うことがコツです。
「新たな習慣」といっても、気楽で簡単なもので良いです。
・通勤時に缶コーヒーを飲んでいた人なら、ドリップで入れたコーヒーを作って飲む
・作業開始前、肩を回すなどの簡単な運動をする
・通勤時間があり朝ごはんが食べられかった人は、作業前に軽い朝食をとる
などがありますが、ご自身にあった習慣を見つけてみて下さいね。
作業中、ダラダラを防ぎ作業効率を上げる方法
ダラダラを防ぐ為には、まず「ダラダラが発生する原因」を知る必要があります。
大きく分けて
・作業していても、いろいろ気が散って集中できない
・気が散っているわけではないが、手が止まり作業が進まない
といった感じではないでしょうか。
これらの対策を記します。
気が散って集中できない
まずは作業環境を見直してみましょう。
「集中出来る閉鎖的な空間」になっているでしょうか?
一人暮らしの場合でもリビングの一部が作業場所だったりすると、以外に集中できない場合があります。
また家族など同居者がいらっしゃる場合、作業中に「人の動き」が気になったりします。
専用の書斎を用意するのが理想ですが、実現できない方もいらっしゃると思います。
そんな時は、簡単なついたてを立てて作業場所と区切るだけでも、だいぶ環境が良くなります。
気が散っているわけではないが、手が止まり作業が進まない
これは、作業内容が明確でないなどの問題もありますが、休憩を適宜とることで解消できる場合もあります。
休憩の取り方ですが
・25分作業、5分休憩を繰り替えす
作業時間と休憩時間の配分は作業内容によって適宜調整してください。
・午後に訪れる「魔の時間」をコーヒーブレイクする
昼食をとった後に、「寝落ちしてしまう」とか「瞼がふさがってしまう」といった「魔の時間」が訪れることもあるでしょう。
そんな時は、「25分作業、5分休憩繰り返し」にこだわらず、コーヒーブレイクに当てましょう。
(コーヒーでなくても、ご自身にあったのもので良いと思います。)
「つい残業」を防ぐ習慣
昨今職場は、上司などから「無理するなよ」とか「早く帰ろう」という声がけがあったり、作業場そのものが決まった時間に閉鎖するなどあり、残業が増えにくい環境になりつつあります。
しかし自宅では、声がけもあまりないし閉鎖もありません。
ではどうするか?
おススメなのは「終業時間15分前に一旦整理する」です。
作業の切りが悪くても、必ず一時手を止めましょう。
基本的には、今やっている作業を最後の作業にします。
時間が余った場合は、明日の作業イメージを考えます。
(時間が余ったからと言って、新たな作業は行わないようにしましょう)
今やっている作業が15分以上かかるのであれば、「翌日ここから開始」すると決めて、就業時間までで出来る作業のみ行います。
翌日の出発点を明確にしておけば、終業時間後ダラダラ作業するより翌日に回した方が効率的です。
もし「どうしても今日中」となった場合、終業時間になったら必ず休憩を取りましょう。
そして、「作業を終える時間」を明確にしたうえで残業しましょう。
これらを行なわず勢いで残業を続けると、「ダラダラ残業」が続き、翌日以降の就業に悪影響を与えますので、十分気を付けて下さい。
まとめ
「在宅作業における自分のコントロール」は、通勤が日常だった方にとって難しい面があります。
「なんか効率悪いな」と感じている方はぜひ、本記事の内容を参考にしてください。
最後までご購読ありがとうございました。
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